スポンサーリンク

森薫先生『乙嫁語り』11巻 KADOKAWA 感想。

再会に至るタラスさんサイドのエピソードは……
なんですかねー、何だかんだ、
良い旦那さんと結婚できて結果としては良かったんだな、という。
スミスさんとの別れ際の感じから、
結婚させられるにしても大変なことになるのでは……
なんてことを思っていたのですが、いい感じの方だったようで。
スミスさん探しも手伝ってくれて。
少々、タラスさんのお義母さんの事が心配、ですけれども。
あとからフォローが入るといいな、と思いつつ。

写真の色々は単純に興味深く読むことができました。
というか、そこいらを記録するにしても、
えらい大変だったんだな、と……。
昔の日本を写した写真なども時折目にしますけれども、
それもこんな手間をかけて撮影していたんだ、
と思うと感慨深いものがあります。
んで、カメラを携えて撮影のため、
これまでの道を戻る、というスミスさん一行。
となると、これまで出会ってきた人たちの再登場もありそうで、
お話的にもとても楽しみで。
さて、どんな感じになるのかしらん。

印象的だったのは、
タラスさんとスミスさんのブランコ! ですね!
勢いと緊張感のある感じがたまらん! という感じで。
タラスさんもとっても綺麗でしたし……
若干、儚げみたいなところも感じ、先々心配にもなりましたが、
気のせいであってほしいところ。

あと、スミスさんのあの時計のサイドストーリー?
とっても楽しかったです(笑)。
話が微妙に変わりながら伝わっていくところが、
いかにもありそうな感じがして(^_^;。
「物も人もひとつところにとどまるものではない」
という考え方もなんだかしっくりきてよろしゅうございました!

さーて、残すところ2冊……追いついてしまいますなー。
しっかり大事に楽しみたいと思います。
そして、新刊を楽しみに待つ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました