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森薫先生『乙嫁語り』12巻 KADOKAWA 感想。

乙嫁語り 12巻
アニス&シーリーンふたたび! 『乙嫁』帰路編、スミス一行はペルシアへ! 中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。 撮影の旅を続けるスミス一行は、アニスとシーリーンが暮らす町へと戻ってきました。 「何もやることがな...

表紙はアニスさんとシーリーンさん。
森薫先生『乙嫁語り』12巻は、
このおふたりのところをスミスさん一行が改めて訪れるエピソードがメイン。
ただ、今回はスミスさんとアリさんだけではなく、
タラスさんが一緒、というのが前と異なるところで。

タラスさん、アニスさん、シーリーンさんの女子トークのお話が、
なかなか面白くて……
地域による微妙な文化の違いがあったりとか、
幸せがあふれる感じがあったりだとか。
スミスさん側からは見えないところが描かれていて、
とっても良かったです。

カメラ関連の色々も楽しかったです。
アニスさん宅での撮影会? だったり、巡礼者を撮影してみたり……
皆のリアクションが様々で。
女性を撮影するのに抵抗があったりするのには少々驚きましたが、
宗教的なものがあったら、まぁ、そうもなるかぁ、と
納得してみたりもし。

以前もあったお風呂屋さんでの交流も、
今後のアニスさんとシーリーンさん、
またその周囲の方々の幸せな生活を予感させる感じで、
なんだかホッとしながら楽しめました。
えちぃ感じもなく、するりと読めるのも嬉しいところ。

女性の髪に関するお話は、逆にちょいとえちぃ感じが漂いました(笑)。
まぁ、全般、髪をおろすところは色っぽい感じに描かれているような。
この巻収録のお話もそうですけれど、タラスさんのとかもね。
やっぱり、綺麗な長い髪って憧れますのぅ……。

パリヤさんの猫の話も、
なんだかありそうな感じがしてよろしゅうございました。
いたずらされても、何だかんだ許してしまう感じ、とでもいうのか……
できれば猫、飼いたいなぁ、と思いつつ。

……というわけで、12巻も読み終えてしまい、
残すところあと1冊……
連載を追う、という方法も検討しつつ、
13巻もしっかり味わいたいと思う次第です。

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