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森薫先生『乙嫁語り』4巻 KADOKAWA 感想。

最初はパリヤさんのエピソード。
いい人が見つかりかかって、話し合いも進んで、
というところなのですが、
パリヤさん的には緊張してしまって空回ってしまっているような。
そんなところが読んでいて可愛いのですけれども、
直接、面と向かっていたらそうも感じないんだろうなぁ(笑)。
でも、うまく行っている感じがしていないパリヤさんではありますが、
全体としては着実に前へ進んでいるのかな?
お相手も理解のある人っぽいですし、
イイ着地点に到達できることを祈りつつ、
今後のお話も見守りたいです。

んでもって、この巻メインのお話は、
スミスさんの旅の途中で出会ったライラ、レイリの双子ちゃん。
活発、アクティブなふたりですが、
お婿さんさがしに躍起になっておりまして……
いやー、これがまわりに迷惑かけまくるようなレベルで、
親父さんも大変そう(笑)。
ここまでのお話的にはパリヤさん以外は結婚済みの方のお話がメインだっただけに、
その前段階の色々を読めるのも楽しくて。
結局、色々あって縁談が進むにあたっての結納の問題であるとか、ね(^_^;。
詳細についてはあとがきでもフォローが入っており、
とっても面白かったです。
もちろん、作中の描写だけでも楽しいのですけれど、ね。

3巻がシリアスめだったので、
この4巻のドタバタな感じ、というのもまた、
バランスがとれていて良かったです。
緊張感があったり、心揺れ動いたり、というのも捨てがたいですが、
コミカルさも素敵だなー、と。

次の巻は双子の結婚式とのこと。
ふた組同時、となるとイレギュラーな感じもしますが、
どうなんでしょうね?
これまた楽しみでございます。

ああ、毎日わくわくが続く幸せよ!

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