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オジロマコト先生『君は放課後インソムニア』10巻 小学館 感想。

『君は放課後インソムニア』 オジロマコト | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館
オジロマコト「君は放課後インソムニア」の作品詳細ページです。

カメラを構えたいさきちゃんの先には
どのような風景が広がっているのかしらん。
そんなことを考えてしまう、
素敵な表紙のオジロマコト先生『君は放課後インソムニア』は
10巻の大台に突入でございます。

いさきちゃんの体調的に心配な流れだったのですが、
そこは乗り越えられたようで一安心。
中見くんも良い塩梅の寄り添い方で……
いつか誰かとこのような機会があったのなら、
中見くんのスタンス、見習いたいなぁ、なんて。

クリスマスエピソードは
いさきちゃん不調の中ではあったのですが、
ちょいと暖かなエピソードもございまして。
青春、いいなー、と思いながら読み進めました。

年越しまわりの色々も楽しかったですね!
大掃除やら、
先生と先輩の蟹を囲んでの年末の夜やら、
皆で先輩のゲーセンの除雪手伝いなんて、
たまりませんね(笑)。
初詣も、皆、何を思って……ということを想像してみると、
さらに楽しくて♪

いさきちゃんのカメラエピソードや、
過去を絡めてのおばさん宅訪問のお話は、
おもわず涙しそうになったりもして……
わりと青春炸裂に心動かされることの多い作品なのですが、
別の部分で揺さぶられた、そんな感じですね。
特におばさんまわりについては
これまで語られなかったコトでもあるので。
まだ、他にも色々とあるんだろうなぁ。

さて、いさきちゃんも念願のカメラを入手したことで、
お話もまた、面白くなってきそうですよね!
天文部の活動も活発になって、
後輩なども登場するかも? と期待してみたりもして!
いさきちゃん、中見くんとは別ラインのお話も動くかしらん。
本編の読み応えがあるだけに、
先々の期待も高まりますねー♪

それでは、次巻は今冬発売予定、
とのことですの気長に待ちつつ。

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