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水谷フーカ先生『14歳の恋』11巻 白泉社 感想。

もう、冒頭の年賀状エピソードで一気に引き込まれましたよね。
そうそう、年賀状ってこの頃は大事だったような記憶が。
……いまは全く送っていないですけれども^^;。
それぞれの年賀状のお話はとても楽しく。
中でもやっぱり、永井くんと日野原先生のかなー。
こういうの、憧れてしまいますわ、ほんと。
ゴロゴロが増します(笑)。

志木さん絡みのお話は全体的に抉ってくる感が強かったかしら。
これはこれで恋愛ものの醍醐味、かとは思うのですけれども、
なかなかくるもの、ありますよね……。

有坂さんと加藤くんのもたまらんかったです(笑)。
有坂さんがもやもやするお話ね!
最高に可愛い!
小学生ヒロインなのだけれども、これには参りました。

そして、本筋の和樹と彼方ねー。
この巻ではあまり目立った場面はなく終盤まで、
という印象だったのですけれども、
最後で、ほんとドキドキさせてくれて。
なんだろ……尊くて、ラストの流れでは涙出てきてしまいました。
このような感動、初めてかもしれないです。
これも、ここまでの流れがあってこそ、
なのかしら、なんて思ったりもしながら。

11巻はほんと、ここまでの積み重ねが効いてるような、
そんな感じを強く受けました。
ちゃんと追ってきてよかったな、というね。
……いや、積んでしまっておりましたが……
読んでよかった! と心から思えるお話満載で。
ふたりのこの後は? はもちろんのこと、
複数の恋が動いているこの作品、
皆がどのような着地点に? というところも気になるところでありまして。
さて、続きはどうなるのかしら。
お話の締めも迫ってはいそうですが、次巻も期待して待ちたいと思います。
今度は、購入したらすぐ読もう!

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