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石坂ケンタ先生『ざつ旅-That’s Journey-』7巻 KADOKAWA 感想。

表紙はなんとも旅情あふれる駅……ここですかねー。
あそぶ|観光情報|湧別町
北海道湧別町(ゆうべつちょう)公式ホームページ。観光施設についての情報を掲載しています。

なかなか良さげな雰囲気で心惹かれますね!

今回は北海道てんこ盛りで道産子的にはとっても嬉しく!
とはいえ、道央で生まれ育った私、
舞台となった道南、道東ってほとんど行ったことがなく(^^ゞ。
まぁ、それだけに、
北海道の雰囲気はなんだか懐かしいものの、
読み進めて出てくる風景、観光地などは新鮮だったりもして(笑)。
里帰り感と旅行感が入り乱れた妙な感覚……
心地良かったです。

それにしても、北海道でとりあえず「歩く」スタイル、
勇気がいる感じですよね(笑)。
駅までの間やら、観光地間の距離が長いですから……
ただ、そこでブレない鈴ヶ森さんがまた良いのですけれど。
他の移動についてもさすが北海道、でスリリング、というか。
もちろん北海道に限らないのですけれども、
乗り過ごし系のミスのダメージがより大きい……
そんな土地なのではないかしらん、なんて思ったりもして。

それにしても、出てくるご飯が美味しそうでしたなー。
うまいものが多い北海道ではありますが、
鈴ヶ森さんたちが食べていると、一際……うむ。
お腹が空く!

お話としても将来のこと、過去のことが語られ、
良い味になっているというか。
たまーに旅行へ行くと、
確かに旅先の風景などを目一杯楽しむのはもちろんなのですけれど、
自分のことを顧みたりする瞬間、あるよなぁ、としみじみ。
このあたりが『ざつ旅』の好きなところでもあったりして。

といった感じで、地元感もありつつ、
一層たのしめた『ざつ旅』でございました。
新型のアレもまた盛り上がってきてしまっていますが、
落ち着いたらちょっとした旅、行ってみたいものですねー。
この読後の感じがまた、良いなぁ、うん。

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