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鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』12巻 講談社 感想。

渡くんの××が崩壊寸前

『渡くんの××が崩壊寸前』 【無料公開中】 | ヤンマガWeb
渡くんの××が崩壊寸前。『ラーメン大好き小泉さん』の鳴見なるが描く最新作! 2年前に両親を亡くし、叔母の家で妹とともに暮らすシスコンの高校生・渡直人。恋愛も部活もバイトもせず、妹のことを最優先に考えて行動をする生活を送っていたが、かつて恋心...

なんとも癒やされる石原さんが表紙の
鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』12巻でございます。
ほっこりラブコメを期待したい気持ちもあるのですが、
まったくもってそうではないのがこの作品(^^ゞ。
今回も胃がキリキリしそうな人間関係がたまりません。
これが醍醐味、ですよね『渡くんの……』の。

お話としては、
消えた紗月の行方、
さらに石原さんとの微妙な距離感に悩む渡くんであるものの
時は過ぎ、学生時代の一大イベント修学旅行がやってくる。
これまた疎遠になっていた徳井くんとの関係も修復しつつ、
いざ、修学旅行先の沖縄に行ってみるとなんとそこには……と。

石原さんとの関係はかえって良くなってきたのでは?
とみえるのですけれど、
そこにきての紗月再登場の雰囲気に、
はたしてどういう展開になっていくのか、
とても気になるところ。
一番の懸念点は徳井くんの動き、ですよね。
結局、誰の味方になるのか、いまひとつ見えてこなくて。
渡くんの動きが重要なのは当然なのでしょうけれど、
わりと徳井くんのさじ加減で大きくお話が動くのでは?
なんて思いながら読み進めております。

エピソード的にはガンガン押してくる梅澤さんが良かったです。
なんとも可愛い後輩、で。
とはいえ、報われないんだろうなぁ……
幸せになって欲しいけれども……。

絵的には扉絵の水着姿にドッキリ、でした!
石原さんも良かったけれど、梅澤さんがツボでございました。

ということで、12巻も満喫いたしました。
消えた紗月の行方もどことなくわかりましたしね。
ただ、修学旅行先で修羅場な予感……なのはなぁ……
次が楽しみすぎるじゃないですか(笑)。

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