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佐々木倫子先生『おたんこナース』1巻 小学館 感想。

おたんこナース(1)
病院に勤務しはじめて5週間の新米看護婦・似鳥ユキエは、まだまだわからないことだらけ。にぎやかな性格の彼女だが、失敗と緊張の連続に涙することも。患者の前では笑顔をと心がけているユキエだが、どうしても相性の悪い患者が1人いる。それは、腸の病気で...

森薫先生『乙嫁語り』も読み終えてしまったので
佐々木倫子先生の『おたんこナース』に移りました。
『動物のお医者さん』を気に入りまして、
同じ作者さんの作品を色々読んでみたいな、と思っていたのですが
なかなか機会に恵まれず……
BOOK WALKER登録直後の50%ポイント還元キャンペーンをキッカケに
全巻揃えてみたのでございますが。

いやー、面白いですね!
新米ナース似鳥ユキエの日々でございますが、
「うわー、なんだかありそうだわー」と思いながら読み進めております。
入院経験はありませんけれど、
毎月病院には通っている身でございますので、
より身近に感じられもし……。

蓄尿って初めて知りました。
仕事とはいえ、大変そうですし、
作中の事件もなんだかわかるような気がし(^_^;。

認知症っぽいおばあさんのお話は
若干、微笑ましくも感じつつ、これまた大変なんだろうなぁ、と。
様々な患者さんと接するお仕事ですから、
技術面だけでなく、人付き合い的なスキルも必要になる訳で。
メンタルの強さもなければやっていけないんだろな。

心電図のミスはちょいと怖いですね……
患者からすると気がついてもなかなか言い出せないでしょうし。

大部屋エピソードは、本当、人が集まるが故、な感じで(^^ゞ。
人が集えば色々と起こりもしますわな、と。
そりゃ、若干キレ気味にもなったりしそう(笑)。

……と、こんな塩梅で、てんこ盛りの病院ネタに、
個性的な登場人物に引っ張られ、スイスイと読めてしまった1巻でした。
さすが、というか何というか、
期待通り……いや、期待していた以上に面白く、
これまたしばらく楽しみな日々が続きそうであります。

思い切って揃えて良かった!

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