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さいとー栄先生『終末ツーリング』1巻 KADOKAWA 感想。

これは良い! です。
何らかの理由で週末を迎えた後の日本をバイクでツーリングする、
ヨーコとアイリ。
向かう先々は、箱根だったり、横浜、
新橋、有明……等々、今回は関東ですね。
終わってしまった理由は明確には語られず、
断片から読み取っていく、感じる、しかないのですけれども。
また、旅をしているヨーコとアイリの背景もはっきりとはしませんので、
振る舞いだったり、少しある回想シーンから想像するしかなく。
そういった背景のぼんやりした中、
何か、見覚えのある風景……なのだけれど、
人の気配のしない、
ただ、生活のあとは感じる……そんな日本を探索していく。
不思議な感覚……いや、何か似ている?
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どこかしら、芦奈野ひとし先生の『ヨコハマ買い出し紀行』を思い出しつつ。

1巻読み終えた感想としては、
謎は明かされないままで、このまま旅をして、
各地の風景、人々が生活していたという手触り、
彼女らの感じたこと、が描かれていく感じでも十分満足できそう。
あとは、地元、北海道にも行って欲しい! というところでしょうか(笑)。
ただ、この流れからすると北海道にいくには
青函トンネルを突っ走ることになるのかしら^^;。

何だろうなぁ。
終末を迎えたあと、なので、
ちょいと違った切り口で各地の風景だったり、その土地らしさや、
ひとの息吹を描いてくれそうな。
そんな期待を抱かせてくれる1巻だったかしらん、
と思ったことでありました。

2巻? 期待するしかないっしょ!
今から楽しみでございます!

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