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オジロマコト先生『君は放課後インソムニア』6巻 小学館 感想。

もう、前の巻から程よいスタンスのラブラブ感はありましたが、
よりそのあたりが強くなった感じでしょうか。
ただ、健全なふたりは、
ちゃんと距離は保ちつつ、で安心して見ていられますねー。
こういうの、本当、憧れますね……
私だったら耐えられそうにないだけに(笑)。
我慢しきれずに距離をつめてしまって壊してしまうか、
逆に堪えきれずに過度に離れて関係を崩してしまいそうでね。
中見くんといさきちゃん、素敵な間柄に進んでいっていて、
ベッドの上でゴロゴロしてしまう(笑)。
いい、本当にいい!!

エピソード的には合宿先? に友達が連れ立ってきてくれるところがお気に入り。
青春全開! って感じじゃないですか。
恋も大切だけれど、友達との思い出、というのも、
ほんと、大事なもので。
私はそういうものが少ないだけに、
より、こういうお話が響くんですよね。

お話の流れとしては表紙の通り、旅のゴールにはたどり着くのですが……
なんというのか、
いさきちゃん、何か大切なことを黙っているのでは?
という気がしてならなくて。
明言こそされないものの、健康面で心配になるカットがあったり、
家族の心配する様が過保護、という以上のものを感じるし、
いさきちゃんの行動自体が全力、に感じられて。
どういう方向に動いていくのか……
感情を揺さぶられることを楽しむ、という意味では期待なのですけれども、
ちょっと不安が大きいかなぁ、という程度には感情移入しながら楽しめております。

あ、もちろん、あの、お互いに写真をうつす場面は最高すぎて、
危うく落涙せしめらるるところでございました。
こんなグッとくるシーンを描けるってすごいなぁ、と思いつつ。
そういう沁みるところがあるだけに、
先が心配になる、というね^^;。

という塩梅で、最高すぎる6巻でした。
そう、最高なだけに、不安にもなる……
中見くんはこれから星空に何を見るのかしら。
何をみつけるのかしら。

7巻、どうなるのかなぁ……楽しみのようで、
個人的にはちょっとこわいな、と思っている6巻読後です。

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