かいじゅう色の島 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
小さな離島でぼっちな少女2人は出会った。多感な青春、始まる――。 離島で暮らす、千川棔。都会から来た、一門歩流夏。溺れた歩流夏を助けた棔。2人は目を覚ますと、“かいじゅうさんの穴”と呼ばれる洞窟の前になぜかいた…。2人の出会いから、島では不...
かいじゅう色の島(1) (ドラゴンコミックスエイジ)
離島で暮らす、千川棔。都会から来た、一門歩流夏。溺れた歩流夏を助けた棔。2人は目を覚ますと、“かいじゅうさんの穴”と呼ばれる洞窟の前になぜかいた…。2人の出会いから、島では不思議な事が起こり始め…。
基本、Kindleで買う勢としては、
残念ながらフラゲはできず……大人しく発売日に読みましたです。
離島……関西なのかしら? で暮らす棔(こん)ちゃん。
学校ではあまり上手くいっていないみたいだけれども、
そこまでは気にしていないみたいで。
そんな夏のある日、見慣れない女の子が海に転落するところを助けて……。
読んでいての印象は、濃紺、ですかねー。
カラーではないのですけれども。
もちろん、棔ちゃんのスク水の印象に引っ張られているのはあるにせよ。
色と音を、読みながら感じられる、そんな作品。
離島の日々の美しさ、というか、魅力が詰まっていて。
お話とは別に、空気感も素敵な作品でございます。
肝心なお話は。
島での生活の中、学校での女子の間に馴染めずぼっち、な棔ちゃん。
都会からやってきた、
やっぱり、周囲との関係に違和感を感じていた歩流夏(ふるか)ちゃん。
二人がふと出会って、関係を深めて……
若干、百合ん百合んっぽいという情報は目にしていたのですが、
思っていた以上に百合ん百合んでした。
その辺りをふわっと包んでくれるのが、島に伝わる伝承の”かいじゅうさん”。
まだまだハッキリとその関係が見えている訳ではないのですが、
お話が進んでいくと、色々見えてくるのかしら、
と、期待させる展開ではございます。
まぁ、なんというか、私的には三つ編みの女の子が出てくるだけでも
ど直球ストライクな訳なのですが、
どこか懐かしさを感じる街の雰囲気だったり、
ふたりの関係の今後であったり、
“かいじゅうさん”の謎……などなどにすっかり魅了されてしまって。
とっても楽しみな作品が増えてしまいました。
遅れて、でも良いので、
『月刊ドラゴンエイジ』でも時間差掲載とかされたら嬉しいけれど……
素直に『ヤングドラゴンエイジ』買いなさい! ってことなんだろな(笑)。
PVアニメの出来も素敵です。
深夜の短編アニメ、みたいになったら綺麗なんだろうなぁ。
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