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さいとー栄先生『終末ツーリング』2巻 KADOKAWA 感想。

表紙は、割と私は見慣れた街、かも?
ということで、最初のお話の舞台はあの電気街、です。
いや、電気街だったところ、なのかな……。
地理的なものに起因するエピソードだったり、
今の街の感じから思い起こされるイベント? だったりもあり。
崩壊してしまった世界、とはいえ、
何か楽しさも感じられる、そんな。
お話の軸がラジオなのも、個人的にはなんだか嬉しかったり。
ラジオスキーなもので^^;。
ちょっと寂しげな風でありながらも、
何か、残っている熱量、のようなものも肌に感じられる、
そんなお話で、とってもよかったです。

後半戦は一転してサバイバル感が高まりまして。
これはこれで面白いですね!
のんびり旅をしてもらいたい、という気持ちはあるのですが、
こういうお話が挟まると、ヨーコ、アイリの旅する世界が、
よりわかってくる、というか。
……まだまだ、全然わからない状態ではありますけれども。
少しずつ色々わかってきて……
結局は、明かされなくてもいいんじゃないかしら、
などとは、個人的には思っていたりもして。
読者、それぞれにストーリーが広がっていきそうな、
そんな作品かしら、なんて感じています。
この後半戦の舞台は、
一度、観光に行ったことのある場所だったので、
さらに印象深いお話、ではございました。
しかし、文字通り、危ない橋を渡ったなぁ、ヨーコちゃん(笑)。

ちょっと変わった観光気分で楽しむもよし、
知ったあの地を別の視点で眺めるもよし。
旅行系の作品なのでしょうけれども、
刺激的な感じのある作品だなぁ、という感が強くなった2巻でした。
ん〜、永く、ヨーコ、アイリの旅路は観てみたいなぁ。
どんなことを感じていくのか、
また、私はそれをみてどう思うのかしらん、と。

続きも楽しみに待ちたいと思います。

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