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おおひなたごう先生『星のさいごメシ』1巻 KADOKAWA 感想。

編集者の星乃さん。
恋人との関係も順調で、うまくいっていたはずだったのですが、
ある日突然、そのような日々も崩壊。
何もかもを失ったような中、
行きつけのお店で出会ったのが”さいごメシ”という話題。
仕事上でも行き詰まっていた星乃さんは、
これをキッカケに企画を立ち上げ、
様々な人たちの”さいごメシ”を取材することとなるのでした。

星乃さんの状況であったり、
取材先の人の環境? だったりがわりとシリアスなので
笑える感じなのかな? と読み進めてみれば、
さすがのおおひなたごう先生でありまして、
随所にネタが織り交ぜられており、
シリアスさと笑いのバランスが絶妙で。

取り上げられるごはんも、
日常密着のものから、ちょっと豪華なものだったり。
割と身近なものが多くて親近感が湧きます。
テーマ的に、自分なら……というのも、
自然と考えてしまうのも楽しく。

次回は”ボクサーのさいごメシ 後篇”からですね。
なにやら大変そうな中篇の終わり方だったので、
ひと騒動あるのかもしれませんが(笑)。
惹きのある締め方に、2巻が気になってしまいます。
思うツボだ(^^ゞ。

新シリーズということで、すんなり作品にハマれるかどうか、
若干の心配があったのですけれど、
読み始めてみれば杞憂でした。
『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』ファンの方はもちろんのこと、
それ以外の方にも文句なしでオススメできそうな、
そんな作品に仕上がっておりました。

私はもう、次が楽しみでならない感じでありまして……
うん、単行本読みの幸せな読後、ですね。
次巻を楽しみに、日々、乗り切ってまいります。

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