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kashmir先生『ぱらのま』5巻 白泉社 感想。

白泉社『楽園』で絶賛連載中のkashmir先生『ぱらのま』も5巻。
楽園 | 白泉社
「恋愛欲を刺激する」がテーマの新しいコミックアンソロジー「楽園」の紹介ページです。

表紙はなんだか未来的な感じもしながら、
よく見ると……という塩梅?
味があって素敵です。
カバー裏? のカラーはちょっぴりドッキリな感じ。
kashmir先生の描く女の子はやっぱりいいなぁ……などと思いつつ。

本編は、旅がやっぱりメインではありますが、
駅弁大会があったり、『ぱらのま』では珍しいバス旅があったり、
時刻表の楽しみも描かれていたりで楽しく。

駅弁大会的なものは、
最近私も楽しみにしていて……
近所のスーパーで月に1回、土日に小規模の駅弁大会(?)やっていて、
ついつい食べてしまうんですよねー。
画像は先日食べた”ゲゲゲの鬼太郎丼”。
美味しかったし、器の出来もよくて満足度高し。

作品中では味わうことはもちろん、
それ以外の鉄道好きらしい楽しみ方も……って、
滅多にこういうことはしないだろうけれども(笑)。
おねえさんとおにいさんらしいところにほっこり、です。

秩父の旅も何だか身近な感じがありながらも、
ドキドキに満ちていてよかったです。
メガネお姉さんメインだったのもまた、
いつもの目線とは違った旅になっている感じでこれまたヨシ!
私はあまり旅はしない方なのですが、
秩父には行ったことがあったので、
そういう意味でも何か近く感じるエピソードになったのかも?

時刻表から色々と読み取る楽しみ、
というのも、
鉄道に詳しくない身としては新鮮なコトでありまして。
古い時刻表にも、それなりの面白さ、
っていうのがあるんだなぁ……
というか、年代ごとの背景を頭に入れておくのが前提っぽく見えるので、
教養がないと難しい楽しみではありそうですけれども。
こうしてお話として描かれますと、
なんだか憧れてしまうのでありました。

冒頭の競艇場のお話もよかったですし、
高速バスならではのあるある話、
路地の楽しみや、夢の世界に引っ張られるようなエピも読み応えあり。
さすが旅に誘う『ぱらのま』でございます。
梅雨には入りましたが、
ちょっと晴れた時には近場でもいいから、
お出かけしてみると新しい発見でもあるかしら、
なんて思わせられた5巻でありました。

ん~次巻も楽しみでございます♪


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