表紙はなんだか未来的な感じもしながら、
よく見ると……という塩梅?
味があって素敵です。
カバー裏? のカラーはちょっぴりドッキリな感じ。
kashmir先生の描く女の子はやっぱりいいなぁ……などと思いつつ。
本編は、旅がやっぱりメインではありますが、
駅弁大会があったり、『ぱらのま』では珍しいバス旅があったり、
時刻表の楽しみも描かれていたりで楽しく。
駅弁大会的なものは、
最近私も楽しみにしていて……
近所のスーパーで月に1回、土日に小規模の駅弁大会(?)やっていて、
ついつい食べてしまうんですよねー。
画像は先日食べた”ゲゲゲの鬼太郎丼”。
美味しかったし、器の出来もよくて満足度高し。
作品中では味わうことはもちろん、
それ以外の鉄道好きらしい楽しみ方も……って、
滅多にこういうことはしないだろうけれども(笑)。
おねえさんとおにいさんらしいところにほっこり、です。
秩父の旅も何だか身近な感じがありながらも、
ドキドキに満ちていてよかったです。
メガネお姉さんメインだったのもまた、
いつもの目線とは違った旅になっている感じでこれまたヨシ!
私はあまり旅はしない方なのですが、
秩父には行ったことがあったので、
そういう意味でも何か近く感じるエピソードになったのかも?
時刻表から色々と読み取る楽しみ、
というのも、
鉄道に詳しくない身としては新鮮なコトでありまして。
古い時刻表にも、それなりの面白さ、
っていうのがあるんだなぁ……
というか、年代ごとの背景を頭に入れておくのが前提っぽく見えるので、
教養がないと難しい楽しみではありそうですけれども。
こうしてお話として描かれますと、
なんだか憧れてしまうのでありました。
冒頭の競艇場のお話もよかったですし、
高速バスならではのあるある話、
路地の楽しみや、夢の世界に引っ張られるようなエピも読み応えあり。
さすが旅に誘う『ぱらのま』でございます。
梅雨には入りましたが、
ちょっと晴れた時には近場でもいいから、
お出かけしてみると新しい発見でもあるかしら、
なんて思わせられた5巻でありました。
ん~次巻も楽しみでございます♪
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