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森薫先生『乙嫁語り』9巻 KADOKAWA 感想。

乙嫁語り 9巻
照れと混乱の果てに…。 アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン! 布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開...

表紙はパンを持ったパリヤさん。
感じからして、売っている感じ?
いや、劇中であった、パンの柄について説明しているところかしら。
それはともかく、
9巻もパリヤさんメインで大変に楽しく。
妄想・想像が広がりまくっているのが可愛いですよねー。

パンに想いを込めたり、
ウマルさんがどんな人か気になって情報収集につとめたり、
なかなかうまく気持ちを伝えられない、
いつものパリヤさんなのではありますが、
出来る範囲で頑張っている風なのがまたよく。

なんだかんだ、
ウマルさんとの距離が近くなるエピソードが多いのも良い塩梅で。
ちょっとお使いに出たお話なんて、とっても良かったですよね。
積極的に動いたウマルさんに少々驚きましたけれども。
人助けをしたり、車軸を一緒になおしたり、
など、共同作業が出来ていたのも、見ていて微笑ましい感じで。
嗚呼、そういうのが私にもあったらなぁ、
などと遠い目をしながら(^_^;。

間にはさまった『盤上遊戯』もテンポよく、楽しかったです。
他の方々の現状がわかって。
スミスさんはちょっとえらいこっちゃ、で、
当時の旅の大変さがわかる感じ……って、
こういうのは今でも治安が悪いところなら変わらないのかな?
アゼルさんたちは冬を迎える準備が難航中、のようですが、
バイマトさんのおかげで上手くいくのかな?
アミルさんとカルルクさんは相変わらず、の塩梅で、
ほっこりしてしまうのでありました。
どんどんレベルアップ? している感じがよろしゅうございます。

ということで、9巻も満喫させていただきましたー!
次の10巻も目一杯、楽しみます。
表紙は冬支度のアミルさんとカルルクさん?
これは期待も大、というもの、です。

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