スポンサーリンク

石坂ケンタ先生『ざつ旅-That’s Journey-』4巻 KADOKAWA 感想。

ざつ旅-That's Journey-
新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、ネームを持ち込む度に全ボツを食らっていた。 心が折れかけた彼女だが、唐突に旅に出ることを思い立ち――。 ざつな旅だからこそ癒やされる、究極旅コミック!

ざつ旅-That's Journey- 4 (電撃コミックスNEXT)
いつもと違う、いつもの景色に会いに――。 SNSで旅先のアンケートを取るざつな旅にハマった新人漫画家・鈴ヶ森ちかだったが、 世界中で大流行するアレなウイルスの影響で普段の旅もままならない中で――。 今回は島根や奥多摩などへの旅と共に、主人公...

ざつ旅-That's Journey- 4 (電撃コミックスNEXT)
SNSで旅先のアンケートを取るざつな旅にハマった新人漫画家・鈴ヶ森ちかだったが、 世界中で大流行するアレなウイルスの影響で普段の旅もままならない中で――。 今回は島根や奥多摩などへの旅と共に、主人公・鈴ヶ森ちかが執筆した読み切り『私の大嫌い...

短い年末年始の休みに入りましたが、
2020年を振り返ってみると、やっぱりアレ一色、ですよね。
ということで、
石坂ケンタ先生『ざつ旅』の4巻でございます。

創作ですので、アレを無理に描く必要はなく、
ガン無視していつものお話を、というのもアリだったはずなのですが、
この作品は真っ向勝負でアレを描いていて好感触、でした。
どうするんだろう? と思っていた部分だったので。

アレで持ちきりの中でも、
できる範囲で旅をする鈴ヶ森さんが良いですよね。
遠くに行く、という方向から、身近なところにシフトして……
より、自分でも試しやすくなった、とでも言うか。
都内をちょっと巡ってみるのは楽しそうですよね。
思えば通勤経路の駅を考えてみても、
降りたことのない駅なんて沢山あるわけで。
そこでちょっと降りて散歩してみるだけでも、
ちょっとした旅、になる訳で。
そんなことを考えながら読み進めた4巻でありました。

もちろん、アレ以前のエピソードも面白かったですよ!
冒頭のバス乗り間違えなんて、本当、よくありそうで。
というか、地域密着なバスの難易度の高さ!!
巡回だの、なんだの(笑)。
先月、帯広旅行した際に割とバスを利用しましたけれど、
乗る都度不安になりましたもん。
割とWeb検索で乗るべきバスはなんとなくわかるのですけど、
やっぱり、どこに連れて行かれるかはどきどきなのでありまして。
流石に慣れない土地だと、
停留所の名前から位置を想像できないのも不安ですしね。
そういうのが面白さ、でもあるのですが。

しかし、まぁ、なんですかね。
ちょっと気分転換のお出かけ気分を刺激してくれる、
そんなお話にこの巻もなっておりまして。
こんなご時世ではありますが、
感染症対策をしっかり取りつつ、
迷惑をかけない範囲で楽しみたいですよねー、
などと思ったのでございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました