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鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』10巻 講談社 感想。

渡くんと石原さんは一応は別れたものの、
お互いに思い続けてはいて……
で、間に徳井くんやら紗月ちゃんが絡んでくるから、
余計に面倒な入り乱れっぷりでね。

石原さんは渡くんとヨリを戻そうと動いていて。
渡くんは紗月ちゃんの接近に心動きつつも、
どこか石原さんは忘れられない状態で。
そんな状況を認識しながら、徳井くんは動く……という、ね。
どう転ぶのかな、とドキドキしながら読み進めましたけれども。
紗月ちゃんに押し切られるかな?
というような、ドキドキの場面もあったりはしましたが、
そこは渡くん……無事に切り抜けておりまして安心したような、
残念だったような(笑)。

さて、そんな思い入り混じる文化祭。
やはり、色々と起こりまして。
大きな動きはやはり、巻末の一件、でしょうね。
渡くんから、紗月ちゃんへの言葉。
「どういうこと?」という感じで、
次巻での説明がなければ……という悶々さの残る部分で。

にしても、これだと紗月ちゃんが可哀想な感じもして。
うまい落とし込み方、してくれんかなぁ、
と思ったりもするのですが、さて、どのように動くのか。
石原さんとの復縁も確定、というわけではないのでしょうし、
次巻での動きは自然、気になってしまいますよね。

まぁ、そんな塩梅で。
面白くはあったのですが、悶々とした気持ちを抱えつつ、
次巻へ続く、そんな感じでございましたです。
まずは、渡くんの選択、その理由を聴くのが楽しみでございますね。
紗月ちゃんを目の前に、どんなことを話すのか……。

ラブコメ、というには悶々が強めですけれど、
こういう恋愛ものも楽しくで良いですね。
ちと疲れますが(笑)。

巻末予告によれば、次は2021年夏ごろ発売予定、とのこと。
それくらいならあっという間ですね!
期待して待ちたいと思います。

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