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大西巷一先生『乙女戦争 外伝II 火を継ぐ者たち 上』双葉社 感想。



『乙女戦争』の外伝作品。

今回の主人公は本編でメインだったシャールカの娘、クラーラ。
早くに夫を亡くし、新たな婿探しに、と、
父親の軍に加わるも……というのがお話のさわり部分。

読んでいる感じは、外伝、というよりも続編感が強くて。
見慣れた登場人物も多数出て参りまして、「その後」を知れるのも嬉しく。
重要人物がよく死にますし、
描かれ方もショッキングだったりはしますが、
本編通りなので、ここまで作品についてきた方なら問題ないはず。

個人的にはエリーザベト様が本編時分から推しだったので
再登場は嬉しかったものの……という。
こればっかりはどうしようもない、
としか言いようがないんですけれどもねー。
ただ、立派になっていたのは喜ばしかったです、はい。

クラーラの翻弄されっぷりとか、
前向きな感じは母譲りな感じで好感触でございました。
強いなー、と。
下手すればさっくり自害しちゃいそうなところも生き延びる、
というのは強さ、意外にはなさそうな気がして。

クラーラは大変なのですが、
おかげで読者的にはサイドを変えつつ戦乱状態を読み進められるわけで。
お話としては全く飽きることなく、スイスイ楽しめました。
歴史ものですけれども、
その辺りのお話の運びがお見事、かしらん、と思います。

しかしこれ、巻末の予告を見ると下巻完結なんですかー。
中巻を挟んで欲しいくらい面白いんですけれども……
そうもいかないかぁ。
どうやって次の巻でまとめてくれるのか期待しつつ!!

やっぱ、『乙女戦争』は面白いですね。

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