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panpanya先生『模型の町』白泉社 感想。

内容はさすがのpanpanya先生の世界。
日常生活から、いつの間にやら夢か現か、
な世界へ紛れ込んでいく様が気持ち良いというか、
なんというか。

どのエピソードも好きなのですが、
“手遅れ”というお話が短いながらも笑えて、
お気に入りだったりします。
ちょっとしたネタ、というか。
なるほど、こういう機会あったら使ってみよう、
なんて思ったりも(笑)。

表題の”模型の町”シリーズもさすが、
の面白さでした。
こういう感覚って、子どもの頃は持ち合わせていたような、
そんな気がするのですが、
今は失われてしまったかもなぁ、なんて。

間に挟まれている”ここはどこでしょうの旅”、
も楽しかったですね!
読みながら「どこかな?」と考えつつ。
もちろん、私が想像できるようなところを
遙かに超えたようなところなのですけれども。
そういうのがpanpanya先生の魅力、ですよねー!

他の収録作品も秀作揃いで読み応え十分。
話のつながりはほとんどないので、
パラパラめくって気になった作品を読むもよし、
通しで楽しむもよし、で、
自由によめるのも嬉しいところ。

秋の夜長、
panpanya先生の世界に浸ってみるのも
これまた良いのではないでしょうか。

さて、次回作も気長に待ちますかねー。

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