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高津マコト先生『渡り鳥とカタツムリ』1巻 ワニブックス 感想。

機械部品関連の会社で働く雲平くんですが、
仕事? 職場? があまり合わない様子で病み気味……
おまけにミスもでてしまって軽い失踪状態に。
そんな中、車で旅をするつぐみさんと出会うのでした。

雲平くんとつぐみさんの関係もさることながら、
車に泊まりながらの旅、というのが興味深く、ぐいぐい読んでしまいました。
旅先での風景、食事、ちょっとしたアクシデントや出会いはもちろん、
車上中心の旅のコツみたいなものが良いんですよねー。
100均を利用しての工夫などは「おおっ!」という感じで。
私も車があったら……なんて憧れてしまいました。
つぐみさんみたいな方と出会うのは無理にしても(笑)。
停車場所のこだわりなども、
実際に車で寝泊まりしながらの旅をするのであれば参考になりそうで。

お話的には1巻でかなり良い感じでまとまっているように見えまして。
このまま「完」と言われたら納得しちゃいそうな。
ただ、続きは出ていますので、
どのようなスタイルで続くのかが気になるところ、です。
特に雲平くんが仕事と旅を両立していくのであれば、
どういう感じになるのかしらん、と。
週末、とか、連休とかを上手く使うのかなぁ?
先を読めばわかる話なので、今から楽しみではございますが。

1巻ではつぐみさんのお仕事関連の話、
あまり表にはでてきませんでしたけれど、
それはこれから追々、なんでしょうかなぁ。
ここも個人的には気になるポイントなので期待したいところでございます。

若干、雲平くんの頼りなさがアレですけれども、
つぐみさんとのバランス的に丁度良い塩梅で。
先々のエピソードもとても楽しみです。
ちょっとは成長した姿、雲平くんが見せてくれたら
これまた楽しそうね、なんて。
車の改良も進んで、ちょっとはつぐみさんも感心してくれそうな。

ということで、続きも既に購入していますので、
早速、今日の仕事帰りに読み進めようと思います。
素敵な作品に出会うと通勤も楽しくなりますよね!
良い買い物でありました。

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